緒方珠子。
反抗期。
ちょっと家族がわずらわしくなってる?
例によってまた誕生日ネタ。
3月24の海の誕生日は分かってて飛ばしちゃったけど、今日は星の誕生日。
一日遅かったら、樒よりも年上の学年ってことになっていたはず。
この微妙さが好き。
彼には素直にがんばってほしいなーと思います。
前世でも現世でも苦労人のイメージが付きまとっているので。
確固たる信念を持っていて、口数少なく、でも有限実行、運動神経抜群。
そんな理想を詰め込んだ割には、なんだかへたれの代名詞でもあるような。
樒が絡むとすごく強いけど、反面、すごくもろいんだと思う。
隠し方とかうまそうだからそつなく生きてるように見えるけど。
「記憶の扉」ではのっけから樒に好意を持っている感じになっていたので(笑)、その理由付けにちょっと苦労した覚えがあります。
結局ありきたりな、実は前にあっていたというネタになってしまってますが。
前世が聖だと気づいていて、だからその人を好きになる。
若ければそんな好きのなり方もあるのかもしれないけれど、それこそ星の年齢ならそれもありうると思うけど、そんな単純な理由じゃなくて、ちゃんと星が樒を見て好きになった理由が知りたかったんですよね。
樒はぐるぐる考え出すとどつぼにはまっていく子。
その思考はもはや根暗プリンセスと称してもおかしくないんですが、でもほんとは明るい子なんじゃないかと思うんです。
きっとその揺り返しというか波が激しくて、でも激情型じゃなく内にこめちゃうタイプ。
聖はバーンと外に出して迷惑かけまくっていますが、転生するにあたって多少は学んだんでしょうかね(笑)
そんな感情の波は激しいは、後ろ向きになると前向くまですごくかかるは、特にこれといって美人とかかわいいというわけでもないごくごく普通の彼女を好きになる瞬間というか、理由。それも星のようなタイプが惹かれる理由。それがすごく知りたくて。
いや、自分のキャラなんすけどね、未知の領域が広範囲にわたってるんすよ。
作者的理由から行けば、単に「あんた主人公、あんたヒーロー。じゃ、よろしく」といって勝手にカップリングしただけなんですが、うちのキャラ、嫌なら嫌って空中分解始めたりしますからね。
光と桔梗とか。
何で星は樒にぞっこんなのかなー。
いくら中学校のときに応援してる樒を見て気になったとはいえ、立ち向かうというよりも困難から逃げまくる樒をそのまま好きでいるのって難しいんじゃないかなー。若いから支えるとかいったって途中で嫌になることもあるだろうし。
これはもはや永遠のなぞです。
永遠のなぞのままでいいと思います。
案外馬鹿らしい理由だったりするかもしれませんから。(小さい胸が好きとか、声が好みとか、運命を信じてるとか・・・)
そういえば、星にストライキされたことってないような気がします。
あの人はいつもそろそろ出てきて助けてくれないかなーというときに現れて樒を魔物から助け、流れ悪くなりそうだなーというところで適当にボケをかましてくださいます。
もはや勝手にやってる彼の行動と私の望みが需給一致してるんですかね。
ありがたい人です。
人一倍人間関係には敏感そうだし。
うん。やっぱりこれからもがんばってください。
珍しく作者はファンというわけでもないけど応援しております。
(風にときめいても龍や星にはときめかないんだよな。理想詰め込んだはずなのに・・・)
付記
ついでに、夏城星の家族構成。
父:夏城精画・・・売れない絵描きさん。放蕩な父のせいで妻は逃げ、息子はたいそう苦労している。その辺分かっているけど自分の夢を捨てきれない人。貧乏の元凶。
母:小西咲子・・・精画を好きだったが生活が成り立たないため、長男の来を連れて現在年下の地方公務員と再婚。現在5歳の女の子・綾名がいる。星のことは捨てたわけではなく、連れてこられなかったことを今でも悔いている。助力は惜しむつもりはないが、星のほうが父に遠慮して自分を避けているため、あまり強く出られずにいる。
兄:小西来・・・大学3年生(21)。ダメ父を心から憎んでいる。母のことは心から愛している。勿論母として。星にはマザコンといわれているが、来自身、星のことも嫌いなので何を言われようが平気。星が母に会いに来ることがあれば玄関先で追い払っている。幼い時に母恋しさで会いに来た星を来は冷たく追い返しており(アパートの階段から突き落とした)、母に教えもしなかったため、母はそのことを知らない。星は母が心配してに会いに来てくれるのを待ったが、母は星が来ていたのを知らないため来る訳がなく、それ以降星自身、母のところに行くのを自粛するようになった。ちなみに、星はアパートを訪ねたものの数十分アパート周辺をうろうろしており、その際、アパートに入っていく臨月の母親を目撃している。その衝撃も大きかったものと思われる。
両親の離婚・・・来12歳。星8歳。
母の再婚・・・来15歳。星11歳。・・・来に追い返され、アパートの階段から転落。
綾名誕生・・・来16歳。星12歳。・・・人間不信と素直に義妹の誕生を素直に喜ばねばという義理の間で揺れる思春期を迎える(笑)
・・・大変な人生だなー。
来との確執が本篇に絡んだりしたらいいと思います。
昼ドラ並みの展開で。
神界がらみなのはこの中では一人だけ。
うーん。。。
3月19日は樒の誕生日です。
毎年、3月18日か19か迷うんですが、さっき確認したら19日って書いてました。
・・・18日の方があってる気がするんだけどな。
何か記念掌編というかごちゃごちゃをやってあげたいんですが、出来たらということで。
主人公なのに愛情があるんだかないんだか(笑)
みんなは僕のことを統仲王としてみるけれど、僕は違う。
僕は統仲王じゃない。
統仲王は僕とは別にいるんだ。
誰も気がつかない事実。
僕はここにいるのに、確かに存在しているのに、生きてる限り無視されつづける。
この世の全ての人々から。
気づいてくれたのは、たった一人だけ。
僕を見てくれるのは、きみ、たった一人だけだった。