ユグリッド「聖様! 今生もお可愛いです! 俺、また貴方に恋をしてもいいですか!?」
(樒の手をとろうとしたユグリッドの手を、洋海が片手でわし掴む)
洋海「おい、姉ちゃんに用があるなら、先に俺通してもらおうか?」
ぺちぺちぺちぺち(白虎の縁でユグリッドのほっぺたをやさしく叩く)
樒「ひ、洋海~」(苦笑)
星「守景、俺もお前を通さなきゃだめか?」
洋海「∑はっ。(びしっと気をつけ)いえ、夏城さんはいつでもどうぞ、好きなだけ姉とお話してやってくださいっ!」
葵「あいつも気苦労が絶えないねぇ」
桔梗「自分で選んだ道だもの。しょうがないわよね」
宏希「でも一番の悲劇は」
葵、桔梗、宏希、徹「弟だとしか思われてないことだよなー(ねー)」
洋海「いいんですよっ、俺は。……側で守れれば、それで」
葵、桔梗、宏希、徹「報われねー(ないわね)」(溜息交じりに首を振る)
茉莉「はぁ……」
(ついでに遠くから覗いていた茉莉も溜息をつく)
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