あまりにも説明的というか、書いてはみても載らないというか、つまりスランプなんじゃないかと思い至り、大昔に書いた原本を引っ張り出してみた。
のっけからのけぞった。
アリスは留学生で葵の家にホームスティに来る設定だった!!!
……こっちの方が書きやすかったかもしれない。
恥ずかしさに目をつぶりながらとはいえ、何度読んで(ちら見して)も初期作は勢いだけで突っ走ってるので、メインストーリーが見えない(笑)
その勢いが羨ましいと思う今日この頃。
挟まっていた友人のメモには、
前世篇にブラックコーヒーは世界観違うだろう!!
とつっこみが。
きっと今でもそういう世界観にそぐわないつっこみどころは満載。
たまに分かってて使ってることもあったり。(ついこないだもつっこみいれつつ使った気がする)
そんな時は、こういう言葉があるのも聖封伝の世界観、と開き直ってることが多い。
一時期悩んだことには、いかに世界観に合わせて言い換えるか、ということだったけど、真剣に歴史物でもない限り、娯楽としてみるならそこまでの厳密さは必要ないのかなと。
伝わることが大切だと思う。
かっこつけて難しい言葉を連発しても、辞書引いてばかりじゃ読み手が物語りに浸れないから。
なーんて結論に当時至ったことを思い出した。
最近、昔よりボキャブラリーが減って、基本的にうまく伝えられていない気がするんだけどね。
ちなみに紅蓮の第四章の章題は原本によると「マジック迷路の謎を追え!」。
このセンス、どうよ。
読んでもマジックも謎も出てこないのが難点なんだけど、障害物競走みたいな感じ。
それなのに、この部分から何か参考になることはないかと引っ張り出したんだから、タイトルのインパクトって何年経っても侮れない。
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