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したの龍×炎の話とは関係なく、ふと思いつきました。
サザと星の一こま。
いつものごとくめっさあほいです。
サザの場合、苦悩がもはや快感なんじゃないかと思います。
龍のために苦悩することが愛すること、みたいな。
・・・誰か腐った私の脳を何とかしてください。
やるとしたら星篇のどこか。サザが女だと気づいた星が、殴りかけた手を止める。
その星の手を受け止め、握るサザ。
サザ「お前、俺が女だって気づいたからって急に遠慮してんじゃねぇよ」
星「してねぇよ。大体、龍はとっくに知ってたぞ、そんなこと」
サザ「……でも、星。お前は忘れてた。だからさっきも俺のこと殴ろうとしてすんでで止めたんだろ?」
星「……俺は、お前が女だろうが男だろうが関係ない。お前はサザで、雷の精霊王。俺の、影なんだろ? そもそも誰が女で誰が男だろうが、性別なんか関係ない」
サザ「(まじめな顔で星を見つめた後、にやりと笑う)じゃあ、お姫さんが実は男でも、お前好きでいられる? キスできる? 抱ける?」
星「は……?(不覚にも想像中(樒、胸がないので容易に想像可)・・・。思考回路凍結)」
サザ「あーっはっはっ。できないだろ? 無理だろ? 星、お前は知らないだろうけどな、お姫さん、実は男の子なんだぜ? 聖のときは女で男のお前に恋して苦労したから、今度は男で生まれてくればあきらめもつくだろうって。今女の子として学校行ってるのは実はいろんなわけがあってな・・・(主人公としての裏設定とかさ)」
星「・・・そだ・・・嘘だ・・・そんなの・・・何でお前が知ってんだよ」
サザ「着替え覗いちゃったんだー♪ あ、勿論事故だよ? お姫さん探して保健室行ったらさー、こう、どーんと。あ、それとも一緒に温泉入ろうとして断られた時の話、してやろうか?」
星「(ちょっと正気に返る)嘘だな。保健室の話はともかく、温泉一緒に入ろうとして断られんのは当たり前だろ。お前、男だと思われてんだから」
サザ「あ、そっか。ちぇっ」
星「あ、そっか、じゃねぇだろ。ったく、人を脅かしやがって、じゃない、おちょくりやがって。俺はな、お前のそーいうところが……」
サザ「ねぇ、でも焦っただろ? 星、お姫さんが実は男でも好きでいられる自信、ある? それくらいじゃないとお前、きっとこの先進めなくなるよ」
星「……」
サザ「妹でもいいってくらいには思ってたかもしれないけど、同じ男だったらどうなんだろうね。俺に言ったみたいに、お前が女でも男でも関係ないって、言える?」
星「……お前と守景は、違うから」(サザに掴まれた拳を腕を振り切るようにして取り戻し、背を向ける)
サザ「(苦笑)そう……。なぁ、星。俺は好きだよ。お前が男でも女でも」
星「(ぼそっと)お前の曲がった愛情なんか、いらねぇよ」
サザ「あっはは、そんなに欲しいならのしつけてくれてやるよ。お前、万年愛情に飢えた顔してるもんな」
星「いらねーって」(後姿、見えなくなる)
サザ「っはは……(ちょっと顔を伏せて)俺の心を歪めたのはお前だろう? 龍」