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聖封神儀伝専用 王様の耳はロバの耳

「聖封神儀伝」のネタバレを含む妄想小ネタ雑記。

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風史

風、宏希に関する歴史です。

本篇にでてくるのは何年後になるかはわかりませんが、相当ネタばれしてますので見る方はあしからず。

 

 

<キース・サラスティック>

0歳  西楔・第五代目周方王、イーゼルベルク・フォレスと遊郭で春を売る人間、リセ・サラスティックの間に誕生。

    名をキースという。

    生まれたのは周方から南に離れた田舎町。リセは子のない正妃の嫉妬から逃れるために都落ち中。

 

3歳  リセから音曲を習う。歌と竪琴。ほとんどは聞いているだけだったが。

 

5歳  正妃の追っ手に追いつかれる。

     リセ、アキラスとメーネという鉱土の国と火炎の国の境あたりに住む子のない鍛冶屋夫婦にキースを預ける。正妃の追っ手の剣にかかるところはキース自身も目撃していたが、そののち手を尽くしてもリセの行方は知れず。

     キース、鍛冶屋夫婦の子として暮らしはじめる。

 

6歳  アキラスのまねをして鍛冶を習いはじめる。

 

7歳  鍛冶を本格的に仕込まれはじめる。

     剣の刃を打つためにアキラスから剣の型を習いはじめる。

     が、アキラスは剣を打たせるのは本意ではないと、あらかた教えると剣を持たせるのをやめた。(剣を打つよりも剣を振るうほうが好きそうだと気づいたから)

     のちは、こっそりアキラスに隠れて森で素振りなど。やはり剣が好きだった。

 

13歳  アキラス夫妻の家に正妃の追っ手が来る。かくまったために夫妻、切り殺される。

      キース、自分が周方王の血を引くと知る。が、怒りに任せて追っ手を殺める。
      深追いしようとしたキースを、狩りで通りかかった赤毛の少女が止める。(おそらく言葉でなく実力で)

      育ての父母を埋葬した後、リセの残した竪琴とアキラスの打った剣とを手に周方へ旅立つ。

 

14歳  周方にて楽士として宮殿に上がり、イーゼルベルクと対面。

      周方王と正妃の間にはいまだ子はない。

      「周方王になるも自由。自分を殺して気が済むなら殺せ」といったイーゼルに、「北楔・羅流伽の姫アイラスを正妃に迎えて世継ぎを作れ」と進言。(立場が弱い女性だと正妃にかなわないから。むしろ現正妃以上に正妃にふさわしい身分)「もし俺にすまないと思ってるなら、母の仇はあなたが討ってください」、と。 

      のち、鍛冶や夫妻と住んでいた森に戻る。

      人を切った剣は両親の墓に布にくるんで埋める。

      鍛冶屋として養父の客を引き継ぎ、剣以外の家事用品を作って生計を立てる。

 

15歳  風の噂に周方の正妃が亡くなり、王が新たに北楔からアイラス姫を正妃に迎えたと聞く。

 

16歳  周方に世継ぎであり、後の西方将軍となるヴェルド・アミルが誕生したと客から聞く。

 

17歳  第一次神闇戦争が南方にて勃発。

      湖にて怪我して流されてきた炎を拾い、介抱。この間に戦争は終結。

 

18歳   4ヵ月後、ヨジャ・ブランチカと名乗る南方の男が 剣を打ってほしいと依頼。火炎法王を探していると聞き、拾った少女がその火炎法王であることに気づく。話を聞くために、剣を打つと約束。

     同日、指輪を打って持ち帰り、炎にプロポーズ。

     三日後、炎は実家に帰ってまた戻ってくるといってキースの家を出る。

     キースの元には約束の剣をとりにヨジャが来る。炎との仲を嫉妬され、また炎を傷つけたのが<貪欲>の闇獄主、リセ・サラスティックであることを知らされて動揺したところを切り殺される。

     愛優妃のお礼という名の策略により、輪生環を通らずキースの記憶を成神〈15才〉のときに思い出すよう細工してもらい、第七子の身体に宿ることを承諾。

 

<風>

0歳  誕生。

 

    愛優妃に音曲を学ぶなどして可愛がられ、愛優妃の配慮で炎によく面倒を見られながら育つ。

    すぐ上の鉱にも可愛がられる。剣も鉱が教えたが、自分より筋がよかったので途中で師を放棄される。

 

15歳 成神。キースの記憶を取り戻す。

    奈月戦役にて炎の元に援軍を率いて赴き、形勢逆転の末闇獄軍を敗走させる。

    恋人のヨジャ・ブランチカを失った炎をそれとなく口説きながら慰める。

    神界に戦勝報告をした後、火炎の国と鉱土の国の境界となった森にキースの養父の墓を訪ねる。

    墓から昔埋めた剣を掘り起こして持ち帰る。今度は己も炎も守れるように。

    立ち寄ったキースの家で、黄ばんだ紙に残された炎のメッセージと、炎に依頼されて作りかけていたはずの自分の分の指輪を見つける。

    メッセージは<お帰り、キース>。指輪の裏側には、彫りかけだった「keith」の名のあとに「En」が付け足されている。

    ためしに指輪をはめてみるが、風の指には少し大きかった。もうキースには戻れないのだ、といいきかせ、メモも指輪も元通りテーブルに置いたまま家を後にする。

 

16歳 聖誕生。龍に親権は渡しつつも兄性に目覚める(笑)

 

17歳 炎を口説き落とす。

     成長を止める。

 

     第三次神闇戦争勃発。火炎の国南方へ援軍を率いて参戦。目の前で炎は自殺まがいの死に方をする。

     助けられず、死ぬことも出来ず。

     気づけば残っている兄弟は育、海だけ。海は守護獣に軍の指揮を任せたまま行方不明。

     ふと、止めていた成長を再開。肉体的に充実しているからなのか、炎のとめていた年齢だったからなのか、二十二歳くらいまで一気に上げる。

 

22歳  統仲王、育とともに闇獄界の中枢ディアスは闇獄宮へと攻め込むものの、二人を前へ進めるために殿を務め、闇獄宮の入り口付近にて惨死。

      炎の死以後、彼ははじめて(忘れると言い聞かせてたはずの)人間のキースではなく祥風法王として生きた。

 

輪生環をくぐり、時を経て転生。

 

 

<河山宏希>

0歳   誕生。

 

11歳  警察の麻薬取り締まり官だった父が急性の薬中に。帰宅するなり茉莉と直に切りかかる。かばって背中に大怪我。失語症となる。父、死亡。

     母子家庭となり、九州を離れ父の友人のつてで東京へ。

     公立小学校に転入するも、喋れないためコミュニケーションがとれず、不登校。

 

12歳  猪口高平と沢口今日子に出会い、言葉を取り戻す。

      科野葵に出会う。

      岩城を受験。合格。

 

13歳  岩城学園中等部、入学。

 

14歳  葵とつきあいはじめる。

 

16歳  岩城学園高等部、入学。

 

 

      

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