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聖封神儀伝専用 王様の耳はロバの耳

「聖封神儀伝」のネタバレを含む妄想小ネタ雑記。

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紅蓮の第一章おわり

とりあえず試動ということで書いてみている紅蓮ですが、なんだかんだで一章が終わってしまいました。
プロットもなく行き当たりばったりで書いているんですが、次の二章とかどうしようかなと。
葵が首に吸血痕残された時点で、やっぱサブ主人は宏希じゃないの? と何度も思い、樒も宏希大歓迎で楽しそうにしているのを見るにつけ、やっぱり宏希じゃないの? と筆が止まりましたが、前世篇の方は炎押しのようです。
まさかサザが出張ってくるとは思いませんでした。
2でやるにはちょっと早いんですけど。
龍篇にとっておこうと思ってたんですけど。
でも炎の裁判官としての苦悩が一番出る事件でもあるので、どこかでは炎にスポットを当てて書いてみたかったんですよね。

それにしても、吸血痕、リセじゃなくてヨジャの能力だったはずなんですけど。
敵将もリセのつもりではいますが、途中からヨジャでもいいや的になってきています。
炎の前世篇がレフェトの悲劇から始まってるので、ヨジャを出さないわけにもいかないし。
そんなわけで、どうせならリセとヨジャ好きに出てきてもらって、出しゃばりが上回った方に今回の敵将になってもらえばいいんじゃないかと若干投げ気味で進めています。

ただ、リセが宏希を討てるかといわれれば……討つ気はないと思うんですよね。
討たせる方に誘導しそう。
序章でリセと炎の公式な初対面が出ているので、そのままリセと炎がちょくちょく関連付けられていけばいいのですけど。
たとえばレフェトの悲劇だって、リセがかかわっていたっていいんです。
いっそ、リセの仕業だっていいんです。
闇獄界に落ちた後のリセが神界に戻ってきていたっていいんです。
風がやたらレフェトに執着しているのは彼らが生き別れになった最後の土地だったからだし、結構長く滞在していた土地だったから。
ヨジャに関してはレフェトがなくても十分生きていけるんじゃないかと……いや、むしろ吸血能力もレフェトも奪われてもう何も残っていない的な感じになっていますが。
今後思いつけばいいし。

吸血能力ってハロウィンだと思うんだよな。
ヨジャが美少女達を……っていう絵ずらがもう固まってあるんだけど。
セイレーンの子守唄で幼児化という方がリセらしかったのにな。

……今からそこ直すのかというと、すごくめんどくさくて書き進めちゃったんですけどね。
はじめの設定からしてやっぱ違ったっていう。
ただ、歌が絡んでくるならやっぱり文化祭だし。
リセの本当の能力は吸血ではないし。
吸血はただの手段なんですよね。
血を吸ってるんじゃなく、注ぎ込むための。
ヨジャから欲してうつされたっていうのが今のところの説ですが。
リセの吸血鬼も似合うし。

もうちょっと書いてみて様子を見たいと思います。
好きにしろというと本当に好きにしはじめる子たちで助かります。
サブ主人公が誰かわからなくなっていますが。
葵がー……やっぱり葵がなんだか主人公に向かないっていうか……やる気あるのかね?
最も元気有り余っていて推進力のある子なはずなんだけど。
彼女が今何をしたいのかが一番よくわかりません。
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無題

聖封伝2R、プロットも作らないままここまで来ています。
一度書いているとはいえ、事件とかは違うものになってきているし、この先どうなるのか……
とりあえず、斉藤先生はもうしばらくいい先生でいてほしいんですが、彼女、どこで本性見せるんだろう。

そして、聖の過去篇何やるか決めてないです。
昔のを見ると、夜這いの話って風篇でやってるのよね。
欲望の話だし、2Rに取っておけばよかった、と思ったり。
でも聖の龍兄のお嫁さんになりたいは、欲望というよりももっと純粋なかわいらしい気持ちなんじゃないかと、いや、かわいらしいっていうか所有欲の現れたものといっても過言ではないのですが。
今なんとなく思い浮かんだのは、欲望となるとやっぱり……有極さんの身体への執着を満たす話なんですけど……有極さん出します? でもここで出しちゃうと、次の3で何事もなかったようにしているし……
聖の身体を乗っ取ろうとする有極さんの話=有極さんとの契約の話。
始めのうちはちび聖で行こうと思ってたんですが、有極の話となると大人聖(それもかなり末期)主人公になっちゃうなぁ。
有極さんの欲望、か。
帝空神に逢いたい、という望み一つなんですけどね。
歪んだもう一つの望みは意図せず統仲王と愛優妃に作られてしまったこの世界を破壊してしまいたい、という思いなのですが。
さて。
どうしよう。
どうしようっていうか、彼らが好きにやってくれると思うので、どうなることやら、でしょうか。

2 紅蓮の華咲く地 Re

なんだかんだと三か月前から練練していたのに、結局2の葵篇を書き直すことにしたようです。
明日には気が変わっているかもしれないから何とも言えない。
それにあれだけ公開して悩んだのに、やっぱり敵はリセ・サラスティックの組み合わせに。
私一体何やってるんだ、って感じです。

ですが、リセについて少し掘り下げられたので、テーマを変えて当初挑みたかった方向で今ならいける気がする……する……

去年の今頃は、来年の今頃には念願の風篇を書きたいと思っていたのに、また一年延びてしまいました。
うう、いつになったらかけるの、風篇。
あまり期待値が大きいと駄作になるので、あまり気負いすぎないようにしたいと思います。

そして、今回のReも書いてみてダメそうだったら早々に撤去する予定です。
うまくいけば、完結の折には過去の方を撤去したいと考えています。

リセの過去が固まった時点でするっと序章書けたから、今度はいけるかもしれない……。いけるといいな。

やばい、鳥ないてる。
部屋の電気消してない~。



あ、炎は男っぽい気分や動作の時はしゃべり一人称は「オレ」になっています。
通常は「あたし」。
公的な場で威厳が必要なときは、しょうがないので「私」。
使い分けてるようです。

徹篇の幕間

公園遊び友達のダリボアの家に行って一般家庭の家族像という憧れを手に入れるという筋書きを昨夜作ったのに、そこに至る前にダリボア父のデリボアの居酒屋にて居心地のいい居場所を見つけちゃって、飯はみんなで、の格言につながったので、まあいっかと思います。

ラストの締めのセリフ「死が二人を分かつまで」は、やらせくさいけどどうやら本当にそう思っちゃったようなので、そのまま載せました。
あのセリフの後、きっと本当は「なぁんちゃって。最近ちょっと小説読みすぎかな」とかいう照れ隠しの鉱のセリフが入ります。

全く見通しの立っていなかった幕間でしたが、本篇に詰め切れなかった鉱の幼少期が語れてよかったです。

残すはあと終章のみ!

3-6-6

ああ、やっとここまできた。
徹、頑張ったね。
本当によく頑張ってくれたよ。

メルが槐の花びらにかこつけて佳杜菜に囁いたのは「ありがとうございます、母上」。
きっと父上を恨まないでという気持ちを込めて。
錬に囁いたのは「この国をよろしく」かな。
徹には、もうきっとどれだけ言葉を尽くしても足りない。辛い思いをさせてしまって済まないとか、こんなことになって済まないとか、もうたくさんの謝る言葉を飲み込んで、徹が一番気にやまない方法、笑顔を選んだんだと思う。
「これにて、役立たずの姫の物語は終いにございます」というセリフもメモってあったけど、そんな自虐も入る余地ないくらい、忘れているくらい、メルは最期満たされたんだと思う。否。満たされているといいと思う。

青空に消えていく槐の白い花びら。
その描写で〆ようと思ったけれど、どうしても本物のお師匠様の藺柳鐶のことを入れるにはもうこの最後の一行しか見当たらなくて。
蛇足になってしまったかもしれないけど、心残りがありすぎて輪生環に行けなかった藺柳鐶師匠も、ようやく弟子の最期を看取って吹っ切れたみたいです。
もしかしたら空の果てまで花びらを追って消滅したメルの魂を探し続けているのかもしれないけれど、それはそれでもう彼にとっては幸せなのかもしれない。
徹がその影の名を知らないといったのは、師匠の藺柳鐶が幽霊になって娘の周りをうろついていることをしらなかったから、なんだろうあの影、なんとなく藺柳鐶に似てるけど、本物? メルのこと追ってた? いやな奴だぜまったく。という父親心理であまり深く突っ込みたくなかったからだと思います。
佳杜菜にはちゃんと藺柳鐶が後を追って行ったのが見えています。
「よかったね、メル。しあわせに、なってね」
そんなことを心の中で呟いているんだと思います。

さて、幕間。
珍しく幕間が初めから決まっていなくて、二、三考えてみたけどぴったり来なくて。
やっぱり本編中で書き損なったシャルゼスと秀稟との契約のシーンになりそうです。
なんで肝心のそのシーンが書けなかったかって、魔法石が二つに割れている意味が私自身もよくわからなかったからなんですが、種明かしされた今ならそれに合わせて書けそうです。

そして終章。
実は徹最大の難関なんじゃないかと。
佳杜菜と仲直り? できるのか。
佳杜菜は怒っているのか? それとも、受け入れてくれるのか?
なんとなく受け入れてくれそうな気が今したぞ。
ネタ帳ではかなり微妙なことになっていますが、本篇最後でメルが何かを囁いていってくれているので、きっと大丈夫なんじゃないかと思います。
時間はかかるかもしれないけれど。

ああ、でもここまで来れてようやくすっきりしました。肩の荷が下りました。
徹に娘殺しさせるのがすごくすごくつらくて、絶対できないよ、でもやらないと追われないよ、ほかの方法はここでは有効にできないよ、でもいやだ、殺させたくない……6章に入ってからずっとそればっかり考えていました。だからすごく書くのが延び延びになってしまって。いろいろと寄り道をして、シャルゼスと秀稟の父娘関係を見出したりとかして、少しずつ積み重ねていって。
最後は徹が覚悟を決めてくれたんだと思います。
藺柳鐶として斃す決意を。
書き手もそうだけど、葵たちも魔物の姿をしていると剣を向けやすいけど、同じ人の形をしていると剣を向けにくくなる。娘に手をかけることとともになんかそういうのも含めてすごく覚悟が決まるまでに躊躇がありました。
でも、それでいいんです。躊躇せず、ざっくりやってしまうならもうそれは徹じゃない。悩みぬいてくれたのが、私はすごくうれしかったです。ちゃんと人として生きてくれたんだと。

徹編は本当に久しぶりに、高校の時書いていたようにのびのびと彼らの声を大切にして書くことができて、いろんな矛盾点やありえなさやなんやらもあるけれど、でも、人生なんて矛盾だらけです。伏線に見えたものが回収されずに放置されていくことだってあるんです。当時はそううそぶいていましたが、やっぱりそういうもんなんじゃないかと思います。そんなところでリアルを出すなという感じですが、彼らの声を殺して書いてもそれはもう聖封伝じゃないから、これからも好きなように生き生きと主張していってほしいと思います。
その点、徹は本当に声がでかくて(笑)
樒も本性引っ張り出されるくらい影響力大の上に、私ととても相性が良かったです。

余談ですが、恋人にするなら風ですが、夫にするなら徹がいいと思っています。

*************
闇獄十二獄種は未来の幸福を求めている。
そう徹が言っていて、そういえば樒の花言葉も未来の幸福だったなぁと思いだしたのでした。
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ユジラスカの館で「聖封神儀伝」を連載しています。
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