「お袋、親父……俺様、忘れてたよ。俺様もお袋と親父の子供だった」
違ぇよ。そんなこと聞きたかったんじゃないんだ。俺様が辛いかどうかなんて……ああ、そうか。俺様が鉱だからそんなことを言うのか。鉱が愛優妃の息子だから。鉱を苦しませることに関しては、愛優妃は気に病んでくれているのか。
俺様の心はとうにぐらぐらに揺らいでいた。情けないと思うかもしれない。だけど、俺様は、今の俺様は三井徹なんだ。鉱だけではもう、できていない。
徹は子供としての自分の立場も認識したところ。
一方で佳杜菜は、
「でも、でもわたくしも徹様も、あの子の親なのですわ。メルは若い頃のわたくしにそっくりなところもございますけれど、でもわたくしはメルとは違うのです。親は子にはなれません。子は親にはなれません。気持ちなど、相いれられないものなのです!」
どうやら親の立場を貫こうとしている様子。
徹と佳杜菜、二人は一体どうなるのやら。
個人的には佳杜菜の言葉が胸に刺さりました。
web拍手開けたら統仲王のモノローグ出てきたんだけど、えっ、そうだったの? そうだったっけ?
と今さらながら忘れ果ててた設定に驚いている。
あれ、そうなの?
その方が統仲王の話は膨らむけれど。
洋海がとんでもないこといった…
言うつもりもはずもないこと、ペロッといった…
え、いいの?
ほんとにこれ言っちゃって後悔しない?
現世篇はタブー乗り越えるのは基本なしよ?
てか今さら何を言い出すの、洋海。
あなた夏城君のこと好きだったじゃない。憧れてたじゃない。
嘘だったの?
見せかけだったの?
夏城ならいいと思ってたんじゃないの?
…洋海…
子衣は蘇静だったはずだけど、そうすると中身が緋桜にならなきゃいけないわけで…保留。
やっぱ子衣は特にしがらみなく激動期を母と過ごした記憶で大人びている方がいいかな。