喪失
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1 慨嘆
帝空神様の世界が滅びるとは、なんということ・・・!!
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2 憤怒
人間どもめ、なぜ神と合間見え暮らしながらその存在を信じなかった? 大切にしなかった?
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3 嫉妬
帝空神様、貴方はなぜ私よりもあの愚かな人間どもを選んだのですか?
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4 憎悪
己の欲を満たすことしか考えぬ人間どもになど、そもそも生きる価値などなかった。
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5 屈辱
そんな奴らにすら私の価値は劣ると? 冗談でしょう?
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6 怨恨
我が心にわだかまったこの思い、どうしてくれる。
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(ぶつける相手なく、気持ちトーンダウン)
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7 悔恨
もっと早くあの方の異常に気づいていれば。側にいながら情けないことよ。
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孤独
ああ、本当にもう誰もいない。
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8 恐怖
このままずっと私は一人のままなのだろうか。(未来を思う故に人は恐れる)
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(内側からお腹を蹴る衝撃)
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9 猜疑
もしかしたら、帝空神様やあの愚かな人間どもと過ごした日々はすべて私の夢だったのではないだろうか。一人のあまりの寂しさに私が作り出した夢。この衝撃すら、望んだから感じているだけなのでは?
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10 欺瞞
それでもいい。たとえ夢でも、これが私の生きるべき現実。そう信じれば、夢も覚めることない現実になる。
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(世界創造。蘇静誕生)
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11 悲哀
蘇静、かわいそうに。貴方の父さまはもうどこにもいないのよ。貴方が帝空神様の生まれ変わりだったらよかったのに。
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(蘇静がそれなりに大きくなった頃)
12 貪欲
どうかどうか醒めないで。蘇静と二人だけのこの生活。戯れに作った二人きりの無知な人。この箱庭の中で、私に目覚めることなき幸福な夢を貪りつづけさせて。
楽な死に方は出来ないと思っていた。
それでいいと思っていた。
二度目の死は、一度目よりも残酷で、物思う暇も少なそうだ。
それで構わない。
君のいないこの世界から、僕は早く飛び出したくて仕方なかったのだから。
考えなければならないことなど一つしかない。
「約束・・・は・・まもるよ・・・え・・・ん・・・」
君の名だけを、もう一度魂に刻み込む時間があれば、十分だった。
カルーラが、強い・・・。
これは予想外だ。
カルーラが麗をいじめられるほどの暴言を吐けるとは・・・暫く会わない間に成長してしまったらしい。
って、前にあったのはそれこそ憎しみぶつけられて虐げられていたときだからかもしれないけど。
今回はアイカの存在を出すために前世編は相当終盤から始まってます。
出来れば自分で駄目にしてしまった恋のこととか、カルーラいじめとかも書きたいのですが、さて、とりあえずダイジェストで語ってしまったからなぁ。
時間を追っ手とも思ったのですが、それではどう足掻いても冗長になってしまってアイカが引き立たないので、今回はアイカと聖との軸で行くことにしようと思います。
聖も、麗がもう悟りを開いた痕に生まれてきたりとかするので、後にならないと絡まない・・・。
にしても、カルーラ、「麗ちゃん」って。。。(笑)
アイカはどこかナターシャ婆を彷彿とさせます。
ナターシャ婆の先祖がアイカなんじゃないかなぁ。
寝起きはまだしも、お風呂までとは・・・。
口ではぶーぶー言いながらも、諦めている麗がちょっと可愛い。
でもって、絶対内心で自分の裸見ても顔色一つ変えないアイカにプライド傷つけられているに違いない(笑)
アイカ、まだ17歳なのにねぇ。この世話やきばばっぷりはまた大したものだわ。
こんなところでなんですが、お知らせです。
暫定的に鏡幻の1章の3と4を入れ替えました。
時間の流れ的にとりあえずこれでよしとしようとおもったのですが、なんか多少違和感があるのです。
でも、とりあえず入れ替えのまま、進みたいと思います。